子宮筋腫を見つけた4
2019年8月16日(金)
世間はお盆中にも関わらず、近所の婦人科は明日からお盆休みとのことで開いており、今思えば本当にラッキーでした。
痛むお腹をさすりながら
「とにかくこのお医者さんで症状が判明して、サクッと何らかの薬を出してもらえればこの痛みや症状も晴れやかに消えるはず。」
と自分を慰めながら、徒歩10分の所にある近所の婦人科へ赴く。
基本予約制の所なので、到着してから20分後程で診察室へ。
「1週間ほど前から、下腹部が激しい生理痛のように痛みます。
今まで1日3~4回だった尿が30分も我慢できなくなっています。
そして膨満感があって、不快です。
昨年の11月に10cmの子宮筋腫があると言われ、それが気になってます。」
一気に自分の思いのたけを伝え、早々に診察台へ。
得意な方はあまりいないとは思うのですが、婦人科の診察台は苦手です。
恥ずかしさもありますが、異物が挿入されて中でグリグリされるのが痛い。
でも40歳半ばで世間的には、いい年をした女性ですから
「そんなの平気」
というクールな態度でいなきゃ…という変なプライドが顔を出しさらに私を苦しめます。
…っと話がそれました。
まずはヒヤッとするジェルを塗られてエコー。
『これは…』
今まで静かに優しく話を聞いていてくれた先生から、苦悩をにじませた声がしました。
「何か異常がありますか??」
『子宮筋腫15cmは、ありそうだよ』
「え…?」
いや。ほんの9か月前までは10cmだったはず。
●子宮筋腫って、一気に大きくなるものですか? → 大きくなる速度は人それぞれ
『大きくなる速度が気になるから、がんの可能性もあるから子宮頸がん検査もしておきますね。』
がん…がん…がん…がん…ガーン
まさかの展開に呆然です。
そして検査のための細胞を取ろうにも
『ダメだ。子宮筋腫が大きくて綿棒はいらなくて細胞取れないや』
え??綿棒も入らないくらい大きくビッチリなの!?
ショックで足元フラフラになりながら診察台から降りた私が、先生から告げられたのは
●子宮筋腫が大きく大きくなる速度も速いので、紹介状を書くところへMRIを取りに行ってきてほしい。
●ガンであればもちろん即手術だが、子宮筋腫であってもこの大きさは、開腹して子宮全摘出になる。
青天の霹靂 …今日 薬さえもらえれば、この症状が改善されると思っていた。
まさか、子宮全摘出を告知されるとは。
この数分で、ショックの嵐です。
能面のような顔で、診察室を出てお会計を済ませ、病院を出たと同時に感情のない声で夏休みのため自宅にいた主人(パートナーと3か月前に入籍)に電話をしたのでした。