はじめての手術で子宮を取りました ー 子宮筋腫と私 ー

子宮全摘出手術をするまでの葛藤と経過、そして術後までの記録を残します。

子宮筋腫を見つけた2

次に子宮筋腫の存在を意識したのが、2年後の2018年11月

 

当時勤めていた会社の健康診断でのこと。

会社の健康診断は、

●医師診察
●身体測定
●視力検査
●聴力検査
●循環器検査
●尿検査
●血液検査
X線検査

が基本で、それ以外に調べてほしい箇所があれば自腹で追加できるという仕組みでした。

 

私は追加で、

マンモグラフィ乳がん検査)

●腹部エコー(肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓を詳しく調べる)

をお願いしておりました。

そこで、間違いが起こります。

 

検査技師さんがポツリと一言

『大きめな子宮筋腫がありますねぇ』

「わ!そうなんですね。大きめな子宮筋腫って、2年前にも6cmって言われたのですがそれですかねぇ?腹部エコーで、子宮まで見ていただいたの初めてです。ありがとうございます。」

隅々まで見てくださる気の利いた技師さんだと思っていた私は「お!今年は当たりだな」と思いながらお礼を述べるや否や

 『ごめんんさい。腹部エコーのご希望でしたっけ???』

 慌てる技師さん。どうやら子宮、卵管、卵巣などを調べる ”経膣エコー” と勘違いされてしまっていたようです。

 

”経膣エコー” の申し込みはしていないので健康診断の書面にはできないけれど、手違いで”経膣エコー” をしたことから『折角なので』と子宮、卵管、卵巣の検査をしてくださいました。

 

●2年前にも6cmって言われたのですが → 10cmはあると思いますよ

 

「え!?10cm??それって大きくないですか??」

『まぁ大きいですね。でも、健康診断の書面だと”経過監査”になると思います』

2年で4cm育っていた子宮筋腫。でも特に体の変化はおろか、不調も今のところ感じない。

「これは、何cmになったら危険なのですか?そして何科に行けばいいのですか?」

『大きさで判断するのではなく体調悪くなったら、婦人科へ行ってください』

「うーん。前に6cmと診断された婦人科でも同じこと言われました」

”体調が悪くなったら”というフンワリとした定義に前回同様モヤッとしたものの、2年前に女医さんに言われたことと、今回の技師さんに言われたこと大差がなかったので「そういうものなのね」と思うことと「まぁ。相手のミスとはいえタダで見てもらった ”経膣エコー” だから、あまりあれこれ聞くのも図々しいよね」という思いから、深く考えないようにすることにしました。

 

それにしても、2年で4cmも大きくなってしまうなんて1年で2cmってこと!?

こりゃ怖い…。

という見積りは、かなり甘かった事を後に思い知るのでした。

  


子宮筋腫ランキング